建設 技術士
ISOコンサルティング ISOセミナー
技術・経営コンサルタント ハタコンサルタントについて
社長ブログ
がんばれ建設・活かせISO メルマガ登録・解除
コンテクマガジン
ISO 推進フォーラムについて
関西テクノファについて
社長日記

2006年4月24日 No.117

2006年4月17日 No.116

2006年4月10日 No.115

2006年4月3日 No.114

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.117■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年4月24日■■■■

お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。

■経営者は,日々,様々な意思決定をしなければなりません。
そこで何を根拠にして,どのように意思決定をするかが,
重要です。

■デル・コンピュータ会長のマイケル・デルは
次のように言っています。

「私の意思決定には、データ重視のものと、
直感重視のものがある。
ただ、感情で決めることはない」

■データとは「理性」,そして直感とは「感性」に
基づいています。

つまりは,デル会長は「理性」と「感性」の組み合わせで
意思決定をしているというのです。

■では,理性と感性とは,どういうものなのでしょうか。
それぞれを習得する学問があります。

理性を習得する学問が「科学」であり
感性を習得する学問が「哲学」です。

■感性論哲学の芳村思風先生は,科学と哲学について
次のように言っています。

「科学とは,「もっとよく知りたい」という欲求から生まれた学問で
事実がどうかというのを究極まで見極めようとします。

哲学とは,「もっと幸せになりたい」という欲求からうまれた学問で
理念,夢,希望,理想と結びついています。」

■この科学と哲学の関係により
前出のデル社長のことばを言い換えると次のようになります。

「私は意思決定は
・事実に基づいて,科学的に決めるか
・私自身の理念,夢,希望,理想に基づいて決めるか
のいずれかである。

事実にも,理念にも基づかない意思決定はない」

■経営者は,
科学的に出された事実と
夢や理想を追い求める子供のような心により
意思決定するものなのでしょう。

【編集後記】
会社には売り上げ目標や利益目標があります。
そして,そこに一合目,二合目,三合目という目標があります。

そこで松下幸之助さんは次のように言われました。

「君な,人間の肉体に合わせて峠のお茶屋さんがあるんやで。
お茶屋さんがあるところではちゃんとゆっくり座って,お茶を飲んで,
甘いものを食べてくつろげばいいんや。

しかしね,目は絶えず目標を見ておかなあかん。
それが社長やで。
ああ,この饅頭はうまいと言って,
饅頭にだけ没頭していたら,本末転倒やで。」

実は,足のけがで1週間入院していました。

多くの方から,「たまにはゆっくりしたら」とか
「神様がくれたお休みだよ」
といわれました。

しかし,幸之助さんのおことばを思い出しながら,
お饅頭を食べながらも,それに没頭しないように
5年後のビジョンを描くことにしました。

さらに本は10冊読破,
原稿5本書き上げることを目標にしてがんばっています。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.116■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年4月17日■■■■

お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。

■愛知県では,2005年に中部新空港の開港,万国博覧会の開催
とイベントが目白押しでした。

それに伴って,たくさんの建設物が発注されました。
イベント工事だけでなく,関連の公共工事が前倒し
発注されこの地域の工事量は大きく増加しました。

■2006年になって,上記イベントが終わりました。
イベント関連の建設工事は激減しました。

しかし,製造業の旺盛な設備投資意欲に支えられ,
むしろ2005年以前よりも地域全体としては,好景気の様子です。

この設備投資増加の傾向を把握していた建設会社は
長い間製造業に営業を続けており,
この需要を獲得して,現在ではバブル期以上の受注を獲得しています。

■逆に,短期的需要をこなすことに全精力を傾けて
先を読みきれなかった会社は
その後の大きな流れに乗れずに受注が低迷しています。

■「萌し(きざし)」ということばと,「兆し(きざし)」ということばがあります。

「萌し」とは,次のような意味です。

立春をすぎ,春一番の風が吹き
梅のつぼみが膨らむと,春が近づいていることが
誰の目にも明らかです。
そういう変化を「萌し」といいます。

■「兆し」とは,次のような意味です。

12月の冬至を過ぎると
昼の時間が長くなり,少しづつ春に向かっていきます。
しかし,冬至以降,実際には本格的に寒さが厳しくなり,
暦の上では春に近づいていても,春の実感はありません。

この目に見えない本質的転換のことを「兆し」といって
いるのです。
(月刊 致知 5月号 30ページより要約)

■目に見える変化を「萌し」といい
目に見えない変化を「兆し」といいます。

英語では,前者をウェーブ(波)といい
後者をトレンド(潮流)ともいいます。

■京セラの稲盛和夫さんは,電信電話がNTT独占だったころ
「第2電電 KDD」を設立しました。
回りの人たちは全員反対だったそうですが
稲盛さんには普通の人が見えない自由化の「兆し」が見えていたのでしょう。

■長野県の建設会社S社は,機械土工を得意とする会社です。

長野県では田中知事就任以降
入札方式が変わり,公共工事が激減しました。
長野県の多くの建設会社では,単年度利益を確保するため
人を減らし,重機の買い替えを抑制しました。

しかしS社は,人減らしをせず,重機も減らすことをしませんでした。
その結果,現在では,この地域の大規模土工事は
ほとんどこの会社に依頼がきます。

他の会社になく,S社にあるのは「機動力」だからです。

これも,S社の社長,専務が「萌し」にとらわれることなく
「兆し」を感じて行ってきた経営の賜物でしょう。

■TV,新聞は「萌し」ばかりを大きく伝えます。
経営者は短期的視野に立つばかりでなく
「兆し」を感じるべく,「月刊 致知」(致知出版社)
のような本格的人間学雑誌を読むことをお勧めします。

【編集後記】
足のけがをしてしまいました。
歩くことが不自由になってはじめて,
階段のつらさを感じ
バリヤフリーのありがたみを感じます。

人に優しい建設物の重要性を実感しました。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■■No.115■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年4月10日■■■■

お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。

■私事で恐縮ですが,私は今年の1月3日現在,体重が78kgありました。
お正月の暴飲暴食がたたったのと,それまでの不摂生が原因で
かなり増えてしまっていました。

そこで年頭の目標に
「2007年1月1日に70kgになる」
という目標を掲げました。

■さて,減量するために何を実施するか。
ビールをやめるとか,毎日走るというのは続きそうにない。

そこで,以前
「体重を毎日計って,ノートに体重を書くだけで,減量できる」
という本を読んだことがあったので,それを実践することにしました。
なによりも走ったりするより楽そうで,続きそうだったからです。

毎日,お風呂に入る前に体重計に乗って,
その時の体重をノートに記載する。
それだけです。

■その結果,3月31日現在74kgになりました。
体重を計って書いただけなのに,4kgの減量に成功したのです。

この3ヶ月間にどのようなことが起こったのか・・・

・外食などをして食べ過ぎると
体重が確実に0.5〜0.8kg増えていました。
そこで,その後数日は,無意識に食べる量を減らしたり,
エレベーターを用いずに,階段を使用したりしていました。

・体重が0.5kgでも下がるとうれしくなり,
間食などをやめて体重を下げようと意欲がわきました。

・体重を書いたノートを見た家族から
「あまり減っていないね」
とか「がんばっているね」
と言われたことがやる気につながりました。

■これらは,「見える化」による成果です。
次の3つの見える化が有効です。

・成果の見える化(実施したことの成果が見えるようにする)
・ノウハウの見える化(実施した手法が見えるようにする)
・評価の見える化(その結果に対する評価を明確にする)

■以下は愛知県のC社にて実際にあった話です。

C社では売上,利益減による業績悪化に対する対策として
固定費削減を目指しました。

その結果,年間1000万円の電気代を削減することができたのです。

■実施したことは次の3つです。

1) 全員のパソコンから毎日の電気の使用量が見えるようにしました。
(成果の見える化)

2) 社員が,自らの電気削減ノウハウ提案を,掲示板張り出し
みんなが見えるようにしました。
(ノウハウの見える化)

3) 削減できた電気代の1/4を,賞与として支給することにしました。
(評価の見える化)

■コスト削減や,受注増に対して,3つの「見える化」は有効です。

【編集後記】
本日は,建設業の繁栄と建設技術者の成長を目指した
「建設経営者倶楽部」 設立総会です。
たくさんの建設経営者の方が集まってこられます。

楽しみであると同時に,今後の活動に対する責任感を
感じています。

■■がんばれ建設,活かせISO■■■■■■■ No.114■■■
〜建設業,ISO専門の業績アップの秘策〜
作者;ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■2006年4月3日■■■■

お世話になっている皆様。
いつもありがとうございます。

■本日は,新入社員さんの入社式という会社が多いと思います。
希望に胸を膨らませた新入社員にとって,
会社で最初に指導を受けた方は,一生涯忘れえぬ人に
なることでしょう。

ひな鳥が生まれてはじめて出会った鳥を
親鳥だと思うのと同じことです。

■日本製紙王といわれた藤原銀次郎氏は次のように言っています。

「仕事の報酬は仕事である。

およそ人間は無為にして,
一生を過ごすほど寂しいことはあるまい。

また,なにもしないで,時を費やすほど苦痛なことはあるまい。
したがって,見ようによっては,人間がある一つの仕事を完成するほど
愉快な楽しいことはない。

仕事の最大の報酬は,仕事それ自体である。
こう考えてくると,いつ,なにをやっても
愉快で愉快でならなくなってくる。」

■ITベンチャー企業 サイバーエージェント 社長 藤田晋氏も
同様のことばについてブログにて次のように語っています。

「「仕事の報酬は、仕事ですよ」
当社の社員がいいことを言っていた。
確かに仕事は、任せるほうにも期待と同時にリスクが伴う。

「この人に任せてみようかな」
そんな風に思われている時にチャンスをものに
しなくてはならない。

若いうちは、貪欲にどんどん仕事を引き受けて
経験を得るべきだと思う。
仕事を選んでいる場合ではない。

仕事を抱え過ぎて主体性を失ってはだめだけど、
くそ忙しくしている間に方向性が見えてくることもある。
若いうちに獲得すべき個人資産は経験だと思います。」

■仕事に対する意識のレベルは次の6段階あるといわれています。

1)生存;生きながらえるために,
働いているという段階

2)維持;与えられた地位や財産を維持するために,
働いているという段階

3)娯楽(お金);物質的利得のために,
働いているという段階

4)役割;与えられた責任を喜べない状態で果たすために,
働いているという段階

5)学ぶ;仕事を通じて学び,成長するために,
働いているという段階

6)与える;自分自身の存在を社会に還元するために,
働いているという段階

■「1)生存」や「2)維持」のレベルで働いている方は多くないと思いますが
「3)娯楽(お金)」や「4)役割」のレベルで働いている方は多いでしょう。

私は,「6)与える」のレベルは容易にはたどり着けないかもしれませんが
「5)学ぶ」レベルで働きたいと思っています。

■「学ぶ」レベルで働いていると
「仕事の報酬は仕事」と考えられるようになります。

また「学ぶ」レベルで働くためには,
会社全体がそのレベルになければなりません。

上司がお金のためや義務役割で働いているときにその部下が
「仕事から学ぼう」と思うことはできません。

■新入社員の働く意識レベルを高めるために,
まずは迎える側のレベルを確認したいものです。

【編集後記】

昨週,ISOを取得して1年経過した企業を訪問いたしました。

そうすると社員さんが熱く私にお話されるのです。

「ISOを取得してほんとうに良かったです。

現場から「ひやりハット事例」がたくさんあがってくるようになり
改善がどんどん進んでいます。

新しく入社された社員さんからは,手順書があるので
働きやすいといわれ従業員満足度があがっています。

その結果として来客数が予想以上に増えました。」

現場で働く一般社員さんからこのようなお声を聞くと
ISOのよさをもっともっとお伝えしないといけないと
いう気持ちが強くなります。