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なぜ、おおたかを守らないといけないの?

 1月のある日、ご縁があって名古屋市名東区の貴船小学校で4年生に環境についてのお話をする機会がありました。一部を再現してみましょう。

私「おおたかを知っている人は手をあげて!」
子供達「はーい(割れんばかりの声)」
私「なぜ知っているの?」
子供達「愛知万博が開かれるところにいたから!」
私「おおたかを守らないといけないと思う人は手をあげて!」
子供達「はーーい」
私「おおたかがいなくなると困る人は手をあげて!」
子供達「はーーーい」
私「では、なぜ困るのですか?」
子供達「・・・・・」
私「おおたかを毎日食べているからいなくなると困る人は手をあげて!」
子供達「しーーん」

 このあと、おおたかは「種」の頂点にあり、おおたかがいなくなるということは、おおたかのえさである小動物、昆虫などが少なくなっているということ。そして、それら小動物や昆虫のすみかである緑(ビオトープ)が少なくなってきていることを説明しました。そしてこのように生物の「種」が減少しているということは私達人間への影響がとても大きいことをお話しました。

 私は、かねてから地球環境を本当に守るための手段は、子供のころからの「環境教育」において他はないと考えています。小さなころからお箸の使い方を親からきちんと教えられた人は大人になっても美しくお箸を使い続けます。しかし、小さなころから間違った使い方をしている人は、大人になってから直そうとしても、身についた悪い癖はなかなか直りません。
  義務的にごみの分別や紙、電力の節約をしている人は、他人が見ていないと元の生活ぶりに戻ってしまいます。

 きょうは是非、ご家庭で環境のお話をお子さんとしてみてください。

writer
降籏 達生 (土木屋・技術士)
主な仕事
ISO取得支援/ 技術支援/ 経営支援
カンタンプロフィール
マラソンが趣味。声が大きい!

若手・中堅現場マンのプロへの道
第5回 前向きな姿勢(2)

 前回 評価、決断、説得、遂行、が現場マンに必要な力です。というはなしをしました。そこでその能力を分けてみました。

評価力 ものを見る目です。正しい結果を導くために必要です。先見力も含まれます。
決断力 「この工事はこのやり方でいこう」と自信をもって決断できる力です。現場においてどんな時でもタイミングよく決断するため、経験や度胸も必要だと思います。
説得力 自ら評価したものを「これはいい」と周りに納得させる力です。そのためには日ごろから信頼され、「あの人が言うことだから間違いないだろう」と思われてなければなりません。
遂行力 どんな苦労や困難にぶつかっても最後までやり遂げる力です。自分の信念をもって努力する。根気、計画性、自主性も必要です。

 ところが、見せかけだけでこれらの力を出そうとすると

・言うことだけは一人前で、仕事はぜんぜん進まず、人の失敗はあれこれ言うくせに、自分のことは黙っている評論家タイプ
・大きな声で威勢良く自信マンマンだけど、考え方は理不尽で、思わず大丈夫かなと思ってしまう勘・経験・度胸だけのハッタリ屋タイプ
・自分に都合よく、何でもすぐに頼みにくるお調子もの、ゴマすりタイプ
・いかにも自分は一生懸命やっていますと自己演出し、ただ黙々と仕事をすればいいと思っている自己演出の黙々タイプ

のように、いくら前向きでも見せかけの人間になっては、仕事もできないし、人もついてはこない。低い評価だけ残るのです。

 中堅、ベテランの現場マンになると、社内評価も厳しくなる。それだけ責任がかかるということです。現場に役立つものはどんどん取り入れ、施工能率を高める為には、常に前向きに進まなければ人はついてこない!!

writer
三浦 規義 (建築屋・VEL)
主な仕事
VEコンサル/ ISO取得支援

幸せは、自分で作り出すもの!

 全てが閉塞状態です。ひょっとしたら、全てが幻だったのかもしれません。私が保有している株も、初値から見れば大暴落です。(泣)

 子供は、『学校へは行くもんだ』と思ってた。良い会社に就職したら、『将来は保証される』と思ってた。大人は、『会社で働くもんだ』と思ってた。そして、『会社はつぶれないものだ』と思ってた。

 80円ハンバーガーが普通になりました。牛丼も200円台です。ユニクロでは、高品質低価格の製品が、飽きられ始めており、かと思えば、デパートでは、高級ブランド品が好調に売上を伸ばしているそうです。

 生活基盤の大前提が崩壊しつつあります。つまりは、何かを杓子定規に捉えられる時代じゃなくなりました。 「かくあるべき」…自分の中で『戦い』が起きるような価値観はすてさった方が利口です。何しろ、前提がすぐ前提でなくなるのですから。そして、人と同じことをやっていても、成功するとは限らない時代がきたようです。

“じりつ”−「自立」と「自律」。今、この状況下で、何も考えない、何も自覚しない…
では、少なくともこの閉塞状態は打開できません。

 「幸せは、『本来』自分で作り出すもの!」−さあどうする!?
  この課題が目の前に突きつけられています。私らしさ、我が社らしさを見つめなおして、『自分で』考え、動き、語る。そこにしか、突破口はありません。逆にいえば、思う存分やったことが反映される時代。「ワクワクする時代」が来たのかもしれません。

 「人生の旅路の半ばに
   わたしは目覚め、とある暗い森の中にいることが分かりました。
   というのは、わたしは正しい道を踏み迷っていたのでした。」
          ― ダンテ「神曲」地獄編 より―

writer
小林 俊文
主な仕事
ISO 取得支援
情報技術(IT) / 導入相談・支援
カンタンプロフィール
スポーツ好き

ISO認証取得物語
第4回 苦しい思い出

「それでは、第○回主会合を始めます。」心地よい始まりの掛け声である。ISO認証取得推進会議の始まりであるが、私にとっては非常に重苦しい一声に聞こえる瞬間であった。

 なぜならば、推進委員みんなで話し合ったはずの内容がこの日までにまとめられていないからである。「なんだ!前回の主会合からなんにも前進していないじゃないか。推進委員長は何をやっていたんだ。」と言われるからである。主会合の2〜3日後に副会合を開き、推進委員全員で次回主会合に向けて方針をまとめるのであるが、業務のプロセス管理について検討を行う時期であったため、みんなの意見を反映できるようにまとめようとすればするほど、まとまりがつかなくなるのである。

 品質管理について、会社全体を良くしようという心意気のもとに、みんなで話し合うのであるから当然考え方に個人差がでてしまうものである。ところが自己主張の強い意見ほど、個人的立場から述べられるものと考えていたが、逆に客観性のある場合が多く、そちらの方の考えにまとめ方が傾いてしまう。推進委員長としては、みんなの意見を平等に採用したいのが本意であるが客観性のある意見は重要であり、尊重しなければならない。

 また、客観性のある意見ほど、現在の品質管理システムに対して批判的な内容である場合が多く、「現在のシステムは欠陥を有しているのか。システムを改革していかなければならないのか。」ということになる。

 品質管理システムの構築に関しては、基本的には現在のシステムを変えないという会社の方針の下に認証取得会議を進めていたものであるから、さあ意見の調整が大変である。とにかく品質管理システムを良く改善しようとすればするほど、現在のシステムに対して批判的なものとなり、推進委員全体の考え方に対して会社から批判されそうである。しかし良いものをつくりたいという考えは誰もが同じであり、客観性のある意見を採用しようとすればするほど、意見をまとめるのが難しかったのである。ことさら検討内容・問題を難しく考えたわけではないが、なぜか意見がまとまらなかった。全く余裕のない日々を過ごしていたような気がするのである。逃げ出したい気持ちでもあった。

 そんな主会合が2ヶ月程続いたような思いが残っている。とにかく推進会議は「苦しかった思い出」である。

writer
山本 寛 (技術士)
主な仕事
ISO取得支援
カンタンプロフィール
「頑固者」!と人は言う

グループウェアで共に勝つ

 企業様よりデータベースのお話をいただくことが多くなってきました。経済が悪くなればなるほどデータのシビアな管理と情報資源の有効活用が必要になってきているからでしょう。

 さて、そのようなお話をいただいてうかがう企業様におすすめしていることがあります。それは、グループウェアの導入です。グループウェアとは、簡単に説明すると「みんなで、見て書き込めるパソコン上の手帳」です。なぜ、おすすめするのか。それは当然、よい結果を得ることができるからです。また、現によい結果を出している会社がでてきているからです。ただし、正しい導入をすることが条件です。それでは正しい導入とはどのような事なのでしょう。スケジュール管理を例にとってご説明します。

 グループウェアのスケジュール管理ですが、これは上司が部下の予定を管理するものではありません。これは「共に勝つ」ためのツールです。その精神が理解されていなかったら効果はまったくありません。まったくです。

 グループウェアのスケジュールは、自分のものはもちろん、他人のスケジュールも入力可能です。平社員が社長のスケジュールを入力することも可能です。このツールの活用方法ですが、例えば同行営業。入社3年目の営業マンが「この物件はどうしても取りたい」と決心します。その為に次回の打合せに、社長と設計士に同行してもらい、一気に決めてしまおうと計画します。そして、彼はグループウェアでその方々のスケジュールの空きを確認し、空白時間に勝手に予定を入力します。予定を入れられた方々は、正当な理由がない限り、そのスケジュールに従わなくてはいけません。すなわち、このツールは会社の人的資源を階層に関係なく、スピーディかつ正確に活用計画ができるのです。

 以上のことにワクワクする方はすぐに導入してください。必ず良い結果がでます。もし、抵抗のある方は、導入する機会があっても導入しないで下さい。失敗するどころか、企業に悪い結果をもたらします。

 大事な条件を忘れていました。パソコンは社員1人に1台です。

writer
井手 徹 (建築屋・建築士)
主な仕事
情報化支援/ISO取得支援
カンタンプロフィール
オフはバイク乗り。凝り性