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経営計画発表会

 来る10月11日15時より、弊社の「経営計画発表会」を開催いたします。たくさんのお客様や関係者の皆様から出席の連絡をいただきました。ありがとうございます。

 さて、経営計画書を作成し、「経営計画発表会」を開催して、その内容を広く開示する企業が増えてきました。明日のことがわからないのに、1年後、まして3年後のことがわかるのだろうかというお声もよく聞きます。しかし、タクシーに乗ったときに、行き先を告げないとどうなるでしょう。タクシーは止まったままです。少なくとも、関係している方々に行き先を告げないと前には進めないのです。
  一般的には「経営計画発表会」は次のような目的で開催します。

1)経営者の理念・考えを社員さん・協力していただいている方々に直接話しをし、
  行き先を告げる。
2)その行き先に向かう目的や目標を、社員さん、協力していただいている方々の間で 共有する。
3)将来の行き先である3年後、10年後といった将来の不透明な部分を透明にする。

 弊社ではこれらに加えて、次の内容を目的として企画しました。

4)これまで、そしてこれからも共に歩んでいくお客様にご批判いただくことにより、 お客様満足を一層高める。
5)社員さんのご家族に安心していただくと共に、感謝の気持ちを表す。

これらの目的を達成するために現在私どもが考えて準備し実行していることは…

1)建設業界を取り巻く現状を定性的ではなく、定量的に分析する。
2)会社の存在意義と向かっていく方向を、明確で具体的で肯定的な文書で示す。
3)経営実績を開示する(アカンタビリティ)。

たくさんの方々のご来場をお待ちしています。

writer
降籏 達生 (土木屋・技術士)
主な仕事
ISO取得支援/ 技術支援/ 経営支援
カンタンプロフィール
マラソンが趣味。声が大きい!

ピンチをチャンスに変えるプラス思考

 現場に限らず、人は毎日何らかの問題に直面しているものです。ただそれがどの程度のものかによって、難なく対処したりピンチと感じたりするのです。 つまり、ピンチは本人の能力に合わせて発生するのです。仕事を始めたばかりのころと比べてみるとよくわかるはずです。

 あなたが新入社員だった時、最初に直面した仕事の壁はどんなことだったでしょうか。「現場の職人さんとうまく対応できない」「現場の仕様がなかなか覚えられない」といった内容だったのではないでしょうか。でもそれによって会社に与える直接的な損害など大したことではないし、今では難なく対処しているはずです。

 ほんの小さなことをきっかけに、与えられた課題を一つひとつ解決し、乗り越えてきたからこそ今日のあなたがあるのです。問題が大きくなればなるほど、越えれば越えるほど、あなたが現場マンとしての実力を蓄えてきた証であり、直面している問題によってますます成長することができるのです。
  しかし、そこから逃げ出したりすれば、自分で自分の限界をつくってしまいます。
  正面からぶつかっていけば、必ずどこかに手がかりがあり突破口が開け、そして何らかの結果が出るはずです。その結果を手にしたとき「ピンチをチャンスに転化させた」というのではないでしょうか。

writer
三浦 規義 (建築屋・VEL)
主な仕事
VEコンサル/ ISO取得支援

「先生」

 業務上、「先生」と呼ばれる機会が多い私ですが、実はご訪問する企業様から様々なことを日々学ばせていただいております。
  今回は御礼を込めて、「学び」の実例を2件ご紹介いたします。

 今年の5月にISO9001を認証取得されたクラーク株式会社様は、認証取得活動を通じて、全社員の意識向上と意思の疎通をはかることがとても重要だと認識されました。 そこで、ISO認証取得活動を、社内外に『告知する』ことが、ともかくも大事である!と考えられたようです。認証取得活動を進める中で、やがて、社屋に「ISO9001認証取得取組中」という横断幕がひるがえるようになりました。 今では、この経験と自社ノウハウとをいかして、看板・横断幕・懸垂幕などなど、数多くのISO関連グッズが商品化されています。

 さて、もう1件。今年の7月にISO9001を認証取得された城東電機株式会社様は、廃棄処分となった蛍光灯のリサイクル活動を行われています。 広大な建物では、廃棄される蛍光灯の数もハンパではありません。環境負荷に配慮すれば、ただ捨て去るのも後ろめたい気分になります。そう感じる人がいれば、ご家庭のたった1本の蛍光灯でも何とかならないかと思うものです。

 ニーズに動かされる形で、社長さんみずから蛍光灯を処分(リサイクル)してくれる業者さんを全国から調べ上げ、結果、愛知県にも1箇所あることがわかりました。「ようやく活動のメドが立ちました」と話される社長さんの笑顔がとても印象的でした。
  学ぶべき対象を「先生」と呼ぶならば、まさに「先生」は社内にも社外にもいる!ということなのでしょう。

 皆様も「社員の声」や「お客様の声」を聞く機会が数多くあると思いますが、大事な事項に『気づく』かどうか、そして、『気づく』ために『真剣に人の話に耳を傾けられるどうか』、この2点がポイントだと私は思います。

writer
小林 俊文
主な仕事
ISO 取得支援
情報技術(IT) / 導入相談・支援
カンタンプロフィール
スポーツ好き

ISO認証取得物語
第11回 予備審査

 いよいよ、予備審査の日が来てしまった。
  予備審査については、「審査員が本審査に向けて、不適合を見つけてくれるものなのだから気楽に審査を受ければ良い。」と言われていた。
  しかし、「予備審査で重大な不適合がいくつも出てくるようでは、とても本審査は受けることはできない。したがって、再度予備審査を受けることになる。」とも言われていた。
  とにかく、会社全体が予備審査のために何らかの格好で、二日間にわたり時間的に制約・制限を受けるわけであるから、認証取得推進委員長としては、プレッシャーを感じずにはいられなかった。

 QMS運用試行開始のときの“罵声?”を思い出した。
  「長い時間をかけて何をおこなってきたのだ。」
  「品質マニュアルが分かりにくく、全然運用開始にならないじゃないか。」etc、
どうしても、予備審査については認証取得推進活動の是非を問われるような気がして、何か問題があればそれは全て、推進委員の責任であると、思い込んでいた。

 もう一つ、嫌なことがあった。予備審査リハーサルである。初めての審査を受けるということで、仮の審査員が仮の審査を行ってくれたのである。
  いかにも審査員という感じの人が、審査手順に従って審査を行ったのである。初めて会う人であり、こちらも非常に緊張したのを覚えている。
  また、審査の内容も非常に丁寧で細かく、規格文章との妥協を許してもらえなかったような、怖かったような気がする。

 内容についてあまり覚えがないが、結果としては、非常に丁寧で細かい審査リハーサルが、我々の経験となり予備審査を無事のりきれたと思う。
  もちろん、多くの不適合(幸いにも軽微)と要観察事項をいただいたが、本審査へ向け、“GO”の了解も得ることができた。

writer
山本 寛 (技術士)
主な仕事
ISO取得支援
カンタンプロフィール
「頑固者」!と人は言う

ITを「イット」にしない為に

 IT化は何のために行うのでしょうか。私は「全てはコミュニケーションのため」だと考えています。そう言うと「えっ」という方もいらっしゃるでしょう。

「請求見積システムや、CADシステムなどは、業務の効率化の為に行うのであり、コミュニケーションのためじゃないよ。」 確かにそうです。業務の効率化という要素が大きくあります。しかし、それだけを考えていると、大きなミスを起こすのです。例えば受発注システムを業務の効率化のみで作ると、目的は「きれいで正確な資料をより早く簡単に打ち出す」となり、事務担当の手作業を減らすことに注目します。それでどんな効果があるのでしょう。一度考えてみてください。

 一つのデータシステムを作るために、機材の導入やベンダーのシステム作成量で1000万円、時には2000万円を越す金額がいります。例えば積算見積発注システムを導入して事務員さんが1人浮いたとしましょう。月給40万円、年間で480万円、これで費用対効果があるといえるでしょうか。
そのシステムをコミュニケーションとして活用したらどうなるでしょうか。

 皆が正確な情報を共有し、それを皆で検討することによりコストダウンや営業の手法のアイデアを出し合う。例えば粗利益が2%そして受注が5%伸びたとします。年商10億、粗利率20%=2億の会社が10億5000万円 粗利益が2億3100万円になります。ということは1年で3100万円の効果を出せるわけです。方法によってはもっと伸びるでしょう。ですからITシステムはコミュニケーションのために作るといえるのです。

 最後に、システムを作成するときに、コミュニケーション重視と業務効率重視では全く手法が違うことを付け加えておきます。例ですが、あるITが進んだ会社では、幹部に社内の数値を頭に叩き込むために、毎月幹部を集めて口答で数値を発表、それを書き写すシステムをとっているところも有ります。
  今回の文書は桃知利男氏(http://www.momoti.com)の研修を受けて確信をもち、作成しました。

writer
井手 徹 (建築屋・建築士)
主な仕事
情報化支援/ISO取得支援
カンタンプロフィール
オフはバイク乗り。凝り性

【編集後記】
先日、いつもお世話になっているパソコンの具合が悪くなり、ほとんど業務ができない状態になりました。幸い、腕のいいドクターN氏によって、みごと復活いたしました。そのとき感じたこと −機械は、無理がきかなくなったら、大事な仕事中(作業中)でも、容赦なく動かなくなってしまいます。でも、人はそんな時でも、がんばって動いてしまいます。だからこそ、人は無理をしてはいけないのだなぁ −と。(武馬)