建設 技術士
ISOコンサルティング ISOセミナー
技術・経営コンサルタント ハタコンサルタントについて
社長ブログ
がんばれ建設・活かせISO メルマガ登録・解除
コンテクマガジン
ISO 推進フォーラムについて
関西テクノファについて
コンテクマガジン

泣き虫先生

 京都、伏見工業高校の山口良治先生は、赴任当時荒れ放題だった学校を、ラグビー日本一に育てた監督として有名です。
  伏見工業高校は、生徒がタバコを吸い、酒を飲み、不良行為をするような学校でした。そんな学校のラグビー部の監督になってしばらくしたころ、花園高校と試合をする機会がありました。花園高校は、全国大会の京都府代表の常連校でした。
  結果は112対0の敗戦。ところが選手達は悔しがりません。山口先生は、涙ながらにそして激しく選手に訴えました。

 「おまえ達、悔しくないのか。同じ高校生にこんなに大差で負けてなぜ平気な顔をしているんだ。」

 こんな山口先生のもと、選手達は変わりだしました。そして、花園高校に勝ちたいと言い出したのです。山口先生は選手の頬を平手で打ちながら「この悔しさを花園高校にぶつけろ」と叱咤しました。選手達は、「花園高校に勝つ」という共通の目標をもつことで、タバコも酒も不良行為も辞めていきました。逆に、タバコ、酒、不良行為を止めろと言ってもおそらく選手達は止めなかったでしょう。

 幕末の思想家、佐藤一斎は、次のように言っています。

 「高いところに目標を置けば、おのずから道理が見えてきて、何をしてよいか、何をすると悪いかが見えてくる。要は高いところに目標を置くことだ。」

 山口先生はこのことを実践し、その4年後に花園高校と、京都代表をかけて戦い、54対0で勝ったのです。
  ISOでは「品質目標」を設定し、それに向かって活動することを要求しています。簡単に届きそうにない「目標」を設定することで社員さんの意欲・熱意が湧き、予想もできなかったほどの結果を作り出します。
  B建設会社では、毎年赤字続きだったのですが、高い目標を掲げることで、今期は売上げ20億円に対して、1億円の経常利益をあげることができました。来期は、2億円を目指しています。
成せば成るのです。

writer
降籏 達生 (土木屋・技術士)
主な仕事
ISO取得支援/ 技術支援/ 経営支援
最近の一言
1月は故郷(宝塚)に帰省します。

善なることで得なること

 日々の生活の中で、人間には四つの選択肢しかない、と私は考えます。
  それは、生活していくため、社会人として生きていくための必ず守らなければならないルールでもあると思います。

“善なることで、得なること”
  もちろんこれが理想ではありますが、善なることで得になりそうなことはきわめて少なく、なおかつ周りにそれを善であり得であると認められるのも難しい。世のため人のために尽くし、まじめに、ひたむきに努力を続ければ理想は叶うでしょう。

“善なることで、損なること”
  この選択しかないのではないのではないでしょうか。なぜなら人はみんな自分がかわいいから“損した”と思うくらいがちょうど良いと思います。“得した”と思うようなことをすると、必ず“損した”と思っている人がどこかにいます。そういう人を敵に回せば、結局自分が損をすることになるのです。しかし、「損して、得取れ」という言葉があるように、ゆくゆくは得につながるでしょう。

“悪なることで、損なること”
  まず普通の人は、この選択はしないはずです。

“悪なることで、得なること”
  一度でもこの選択をすると、致命傷になります。たとえ魔が差したといっても、犯罪にもつながるでしょう。普通の人であれば、良心が痛み、正々の旗を揚げることができず、堂々の陣も張れなくなるでしょう。
 
  ルールを守り、“善なることで、損なること”を追求し、家族、友人、仕事仲間、取引先とのすべての信頼関係を失わず、誠実に、情熱を持って、正々堂々と生きてゆきたいものです。

writer
三浦 規義 (建築屋・VEL)
主な仕事
VEコンサル/ ISO取得支援
最近の一言
研修で声が枯れました。

環境問題とISO14000
第2回 環境問題と地球の現状〜その1〜

今回は、前回につづき環境問題と地球の現状についてお話したいと思います。

 1992年のリオデジャネイロ地球サミットで議長が「私たちが、地球を救うこれが最後のチャンスだ。」という有名な演説があります。この話を聞いて何を言っているのかと思う人も多いと思います。しかし、現状ではグローバル化した今の大量生産、大量消費の経済システムを維持していくためには、地球が3つ必要です。逆説的に言えば、永続可能な状態の3倍のスピードで破滅に向かっているのです。いつまでも、この状態は続けられないのです。

 例えば、地球温暖化という地球規模での環境問題がありますが、子供の頃とくらべてみると冬がずいぶん暖かくなったと思いませんか?20世紀の100年間で地球平均で、約0.6度気温が上昇しました。赤道直下では、ほとんど気温が変わっていませんが、南極で2.5度も気温が上昇しており、その平均が0.6度の地球平均気温の上昇なのです。

 2001年をむかえ21世紀に入りましたが、これから100年間でどのぐらい地球平均気温が上昇すると思いますか?なんと、今後100年間で、最大5.8度も地球平均気温が上昇すると予想されています。マンモスが生きていた氷河期は、アジア大陸と日本が陸続きだったと言われていますがその氷河期でさえ、地球平均気温は、現在よりも3.5度低かっただけです。

 最新のデータによるとこのまま何も対策をとらないと2025年には50億人が水不足になり、東京の夏の最高気温は50度を超え、2100年に海面上昇は最大で5メートル上昇するそうです(IPCC政府間気候変動パネルSPM最終報告案、2001年2月15日毎日新聞朝刊より)。
  みなさんはおそらく、びっくりされていることだと思います。なかには、頭がおかしいんじゃないのと思う人もいるかもしれません。残念ながら、日本やアメリカでは経済優先の政策のため環境問題にたいして、真実の報道はほとんどされていません。

writer
中西 浩二 (環境士)
主な仕事
ISO14000取得支援
環境情報支援
グリーン企業創造支援
最近の一言
何末年始はスキーを楽しんできます。

ISO認証取得物語
第13回 本審査当日

“とうとう”というべきか“やっと”というべきか、本審査当日がやってきた。

 予備審査後、指摘事項の是正、内部監査の実施、そしてQMS全体の最後の見直しであるマネジメントレビューの実施、行なわなければならない事はすべて行なった。
何も心配をすることはないはずであるが、前日から“大丈夫なはずである、いや、絶対大丈夫である”と心の中では冷静を保とうと必死になっていたようである。普段の業務も手につかない状況であった。そのためか、昨夜はゆっくり眠れなかったような気もする。
  認証取得推進委員長としての責任感から“重大な不適合は絶対出してはいけない”という気持ちである。

 まわりを見ても、みな同じような感じである。推進委員として、やはり緊張し、落ち着かず、ソワソワしている様子であった。今、こうして本審査当日のことを思い出すと、複雑な気持ちである。 “この複雑な気持ちとは何か”…
  認証取得推進行為が全て“受動的であった”ということである。

 何か指摘を受けると“何が間違っているのだろう”とか“どうすればいいのだろうか”とか、常に受身の状態でいたような気がする。主体性の無さに気が付かなかった自分を“情けなく思う”気持ちである。

 ISO9001認証取得とは何かを考えてみると、 自社の品質管理システムを構築し、運営し、構築した品質管理システムを改善していくことである。

 ISO9001認証取得とは、自主的な行為であり、自己主張なのである。企業として品質方針について有言実行であることが、品質向上、顧客満足、会社の繁栄につながるのである。   《完》

PS:13回にわたりISO認証物語という題目で、今、認証取得準備中あるいは今後、取得しようと考えておられる企業のみなさまに少しでも参考になればと思って書いてまいりました。

writer
山本 寛 (技術士)
主な仕事
ISO取得支援
最近の一言
旭川市でのコンサルティング先が、不適合0件で認証取得を果たしました。

努力と手法の意味

  1年間続いた営業研修が終りました。これは住宅営業研修でも相当ハイレベルの研修で、実践からくるノウハウを理論的にまとめたものでした。その研修に私は手伝いとして参加していたわけですが、手伝いを忘れて研修にのめりこんでいました。
  本当に驚きと気づきの連続でした。中でも今回の大きな収穫は「手法」と「努力」は何のためにあるのかということが解ったことです。

  今回の講師は住宅営業を天命と感じ、自社の商品を買うことがお客様の幸せであると本心で思い、たとえ他社で契約をした物件でも、100%覆し契約に持ち込んできた方です。その積み重ねで一つの営業システムを作り上げたわけです。その講師が、他社契約をした物件を覆した実例を紹介するときに大変楽しく話すのです。この方は、住宅営業を心より楽しんでいるのです。だから、営業システムを作り上げると言う偉業もこなせたわけです。

  最近痛切に思っていることは楽しくなくては勝てないと言うことです。そのためには好きなことを行うことが一番いいわけです。しかし、好きなことを探し当てることも至難の業なのです。ですから、現実的な手として今やっていることが嫌いでなかったら、今のことを好きになればいいわけです。そのためには、新しい「手法」を考え「努力」をするわけです。

  そうです、努力は楽しくするための過程であり、手法は楽しくするためのツールなのです。だから努力の期間はできる限り短いほうがよく、手法はできる限り精度が高いほうがよいのです。ということは、「手法」を大切にしなくてはいけないのですね。しかし、考え出された手法は10中8から9は失敗するものなのです。その失敗を1つでも2つでも減らすために先人たちの「手法」があるのでしょう。

writer
井手 徹 (建築屋・建築士)
主な仕事
情報化支援/ISO取得支援
カンタンプロフィール
ますます住宅にのめり込んでいます。

【編集後記】
この時期、朝起きてすぐに部屋のカーテンを開けると、朝日が昇ってゆくのを見ることができます。寝起きがかなり悪い私でも、とてもすっきりした気分になります。以前きいた話によると、朝の光を浴びることは、体内時計がリセットされ、健康にも良いそうです。寒くなり、なかなか布団から離れられない今日この頃ですが、おすすめです。(石田)途中、アクシデントなどもありましたが、1年間ご購読ありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えくださいませ。2003年度もよろしくお願いいたします!!(武馬)